親知らずは抜いたほうがいい?Blog
みなさま こんにちは。
今回は虫歯になりやすい奥歯についてお話させていただきますね。
永久歯で最後に生えてくる歯は第三大臼歯、通称「親知らず」です。お口の中で一番奥にあるため歯ブラシが届きにくくて、虫歯や歯周病になりやすい歯でもあります。
近年は食生活の変化で硬いものをあまりかまなくなったために顎が細く小さくなり親知らずの生えるスペースがなくなって、歯が斜めや横向きになってしまうこともあります。
その場合、親知らずが前の歯とぶつかり、その境目に汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
また横向きに傾いている歯は出てくるときに前にある歯を押す力が働き、この力がかかり続けると離れている前歯にも影響が出て歯並びが乱れることもあります。
この様なトラブルが生じた場合、親知らずの抜歯が必要になります。
親知らずが上下とも真っすぐきちんと生えていて、咬み合わせに問題がなく、歯磨きもしっかりとできていれば、特に抜歯をする必要はないでしょう。
今、特にトラブルが無くても、風邪やストレスで突発的に親知らずが腫れることもあり、そうなると痛み止めの麻酔が効きにくなります。
炎症が強くなる前に事前に処置することをおすすめいたします。
☆普段、親知らずが磨きにくかったり、時々腫れたりしている方など気になられている方はご相談ください☆彡
監修者情報
そめたに歯科クリニック
院長・染谷 真央
(そめたに まお)
当院は患者さまのお口の健康を守るために「通いやすい歯医者さん」を目指しております。
虫歯治療やお子さまの治療、矯正やホワイトニング等も様々な治療を取り扱っておりますが、
当院ではまずは「歯を悪くしないこと」を一番大切にしており、予防やメンテナンスに特に力を入れています。
歯科治療を通して、患者さまの「人生を応援する」という理念のもと、永く健康なお口でいられるようサポートさせていただきます。
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